学校猫ノエルについてのご報告
8月22日朝、学校猫のノエルが息を引き取ったことを、この場を借りて皆さんにご報告致します。
ノエルは3年前から慢性腎不全という病気 (猫に多い病気で現在進行を遅らせる事は出来るが、完治できる治療法は無い病気) を患い、1ヶ月程前から体調が悪化しました。
22日の朝、動物看護師の先生に見守られながら寂しい思いをすることなく静かに息を引き取りました。
夏休み期間ということもあり、可能な限りの学生と職員に見送られ、8月24日にお骨になり校舎に戻ってきました。
納骨までは学生達とのお別れの期間を設け、その間、多くの学生がノエルを前に手を合わせ、おもちゃやおやつ、ごはんなどを手向けました。
本当は甘えたいのに引っ込み思案でなかなか一歩が踏み出せないノエル、いつも学校猫のリッチやリアの後を追って甘えてきて、その控え目な雰囲気に癒された方はたくさんいます。
メインクーンという猫種の割にあまり大きくないノエル、遊ぶのが大好きでしたが、正直なところ上手ではありませんでした。ケージの上から足を滑らせることもあり、運動音痴な面がたくさんありましたが、一所懸命に遊ぶその姿からは多くの笑顔をもらい同時に優しさを育みました。
キャットタワーの穴に入るのが好きなノエル、いなくなったかと思うと穴から覗く顔、尻尾だけが垂れていたりも、驚いてビクッとすることは少なくありませんでした。
みんなそんなノエルが大好きでした。
天に昇ったとき一人で寂しくならないように、たくさんのお花、学生と職員からの贈り物に囲まれて、本日10月8日、東京都世田谷区感応寺にて供養、納骨されます。
朝は朝礼にて教職員全員で黙祷をし、感応寺へ向かうまでの時間は多くの学生が手を合わせ最後の別れとノエルの幸せな旅立ちを祈りました。
ノエル、たくさんの幸せと様々な贈り物をありがとう!