日本初入荷のトカゲ ~観察報告~
寒さの厳しい季節になりました!
動物たちもそれぞれの体質に合わせて温度管理をしていきます。
さて、今回は以前紹介した日本初入荷の【ピーターズバンデッドスキンク】の状態が
よくなってきたので「情報発信」として温度や設備についてご紹介します。
情報の少ない動物のため、手探りの状態から飼育環境作りを始めています。
原産国の環境(温度・湿度・土の湿り気具合)、河川・山の場所、人々の暮らしなど
調べることである程度生息域を限定することができ、飼育環境が創造出来ます。
●ケース・・・60㎝企画水槽(蓋は自作しています)
●底材・・・パームマットと黒土を混ぜたもの(1:1くらい)
●温度・・・25℃~30℃
●湿度・・・部屋は約50%
●食餌・・・主に昆虫(デュビア)、たまに冷凍うずら
環境を整えたことで食餌をするようになり、動きも活発になってきました!
飼育環境を調べ、自分で考えて最適な環境をセッティングする。
動物たちが食餌をし、健康に暮らし、繁殖を成功させるなど成果を出すことは
飼育者としてとても大切な役割だと考えます。
今後も成果が出ましたら情報を発信していきます。
※今回の詳細は学生ラウンジ前にある「アニマルニュース」に記してありますので
ぜひ一度ご覧ください!